2025
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「立体写真 OMOKAGE」「藝大生とうたを創ろう」

大学美術館

◼︎立体写真 OMOKAGE
「いつか見れなくなってしまう」その表情も、OMOKAGEがあれば大丈夫。ほらここに、あなたの眼差しが残るから____
3Dスキャン・プリントの技術を用いて、その場で撮ったあなたのOMOKAGEを立体写真に起こします。先端芸術表現科のメンバー2人によって2024年に設立された、体験型アートブランド「そぼろ星」の完全オーダーメイドのサービスです。これまでに東京、秋田、岐阜にて多数出店。  

◼︎藝大生とうたを創ろう
髙田清花が発案・監督を務めた「藝大校歌再生活動」で出会った、学部学科を超えた有志メンバーで運営する、子ども向けのワークショップ。分野横断型の藝大ならではの編成で、作詞作曲、ジャケット作りまで、子ども1人1人がそれぞれ行う作品づくりに藝大生がNGなしで伴走します。2025年夏、岐阜県郡上市教育委員会より依頼を受け開催。現在、渋谷エリアにおける子どもを対象としたWS、人工喉頭開発者とともに「声を失った人」を対象としたWSを計画中。 
 
I LOVE YOU採択企画:立体写真 OMOKAGE 
テーマ「アート× エンターテインメント/ AI」(株式会社サイバーエージェントとの連携枠) 
ビジネスとしても成立する新しい価値をアート・芸術の力で創造していくことに挑戦する

アーティスト/プロジェクト

髙田清花(代表)、「そぼろ星」メンバー、「三百」メンバー

MORE WORKS

ARCHIVE

過去の展示作品を アーカイブとして まとめています。

   

芸術未来研究場は、人が生きる力であるアートを根幹に据え、人類と地球のあるべき姿を探求するための組織として2023年4月に創設されました。閉じた施設としての「研究所」ではなく、様々なプレイヤーが集い、つながり、社会に開かれたアートを実践し、未来を共につくっていく場だから「研究場」と名付けています。
 
東京藝術大学は、伝統の継承と新しい表現の創造のための教育研究機関であると同時に、アートの未来を常に考え、様々なステークホルダーと共に社会を形づくる主体でもあります。アートの礎である「いまここにないものをイメージする力」は、世界を変え、未来をつくる力です。これまでにも、学部、学科、研究室単位では様々な学外の組織との協働がありましたが、今後は全学横断的にこれを推進していくことで、企業・官公庁・他の教育研究機関との連携を強化し、社会の様々な領域におけるアートの新たな価値や役割を増やしていきます。
 
また、こうした連携を実践する基盤として、芸術未来研究場では次の6つの領域を設定しました。


[ケア・コミュニケーション]

医療、福祉や地域コミュニティをはじめとするWell-beingな社会づくりにおけるアートの社会的価値を探求します。

[アートDX]

デジタル技術やICT技術を活用した教育研究を推進し、アートの可能性を拡げます。

[クリエイティヴアーカイヴ]

多様化する表現手法に対応した、アートの保存・継承と、新たな創造への活用に関する研究を推進します。

[キュレーション]

対話と協働を通してアートと現代社会との関係性を紡ぎ上げる人材の育成と実践研究を行います。

[芸術教育・リベラルアーツ]

東京藝大における教育のあり方を探究しながら、より幅広い対象に芸術教育を拡げ、地域や年齢、社会的属性に関係なく、誰もが自身の人生の中にアートを感じられる社会づくりを推進します。

[アート×ビジネス]

教育研究成果の社会実装・事業化を推進し、芸術産業の創出・発展に寄与します。


これらが互いに領域の枠を超えて混じり合い、芸術と社会の未来を切り拓く新たなプラットフォーム「芸術未来研究場」が、今ここからはじまります。