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特別プロジェクト
TURN2025
大学美術館
TURNは、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などによる違いや共通することと向き合い、一人ひとりのその人らしさを見い出していくアートプロジェクトです。アーティストが、福祉施設やコミュニティと交流を行うことにより、様々な気付きを通して、互いに認め合う社会を築いていくことを目指します。
◾️活動支援プログラム
国内外でTURNを実践するアーティストを支援します。
様々な表現領域の専門性や国内外の交流に関わる知見やネットワークを活かし、地域社会に長期的に貢献する活動を推進します。
本支援プログラムでは、コミュニティや施設との交流活動・ワークショップ・展示の実施に向けて、プランやコーディネートの相談・制作・記録等、様々な側面からフォローします。
◾️招聘・共同プログラム
海外の芸術祭やアートプロジェクトからの招聘に応じて、TURNを展開します。
アーティストを派遣し、現地の主催者やキュレーター等と協働します。
また、各国や地域の特性を活かしたプランの設計や交流活動をフォローし、現地で豊かな関係性を育むことを目指します。
TURN
◾️TURN活動支援プログラム
TURN with 留学生【セルビア】
アーティスト:レア・エンベリ/Lea Embeli
交流先: タマーシ・アーロン・セーケイ=ハンガリー文化協会(セルビア)
◾️招聘・共同プログラム
TURN+BINENALSUR 2025
フアン・ソレンティーノ/Juan Sorrentino、式場あすか/Asuka Shikiba
上野桜木地域の方やろう者の方等(日本)、聴覚障害者支援団体(アルゼンチン)
MORE WORKS
ARCHIVE
過去の展示作品を アーカイブとして まとめています。

芸術未来研究場は、人が生きる力であるアートを根幹に据え、人類と地球のあるべき姿を探求するための組織として2023年4月に創設されました。閉じた施設としての「研究所」ではなく、様々なプレイヤーが集い、つながり、社会に開かれたアートを実践し、未来を共につくっていく場だから「研究場」と名付けています。
東京藝術大学は、伝統の継承と新しい表現の創造のための教育研究機関であると同時に、アートの未来を常に考え、様々なステークホルダーと共に社会を形づくる主体でもあります。アートの礎である「いまここにないものをイメージする力」は、世界を変え、未来をつくる力です。これまでにも、学部、学科、研究室単位では様々な学外の組織との協働がありましたが、今後は全学横断的にこれを推進していくことで、企業・官公庁・他の教育研究機関との連携を強化し、社会の様々な領域におけるアートの新たな価値や役割を増やしていきます。
また、こうした連携を実践する基盤として、芸術未来研究場では次の6つの領域を設定しました。
[ケア・コミュニケーション]
医療、福祉や地域コミュニティをはじめとするWell-beingな社会づくりにおけるアートの社会的価値を探求します。
[アートDX]
デジタル技術やICT技術を活用した教育研究を推進し、アートの可能性を拡げます。
[クリエイティヴアーカイヴ]
多様化する表現手法に対応した、アートの保存・継承と、新たな創造への活用に関する研究を推進します。
[キュレーション]
対話と協働を通してアートと現代社会との関係性を紡ぎ上げる人材の育成と実践研究を行います。
[芸術教育・リベラルアーツ]
東京藝大における教育のあり方を探究しながら、より幅広い対象に芸術教育を拡げ、地域や年齢、社会的属性に関係なく、誰もが自身の人生の中にアートを感じられる社会づくりを推進します。
[アート×ビジネス]
教育研究成果の社会実装・事業化を推進し、芸術産業の創出・発展に寄与します。
これらが互いに領域の枠を超えて混じり合い、芸術と社会の未来を切り拓く新たなプラットフォーム「芸術未来研究場」が、今ここからはじまります。










